失敗しない不動産コラム
2024/12/13
平屋はマンションの良さを生かした一戸建て?現代の平屋人気
2023年のトレンド予測で公表されたキーワード「平屋回帰」。今回は平屋のメリット・デメリットを絡めて、住んだらやってみたい事等の解説をしていきます。
POINT
❶ 諸条件はあるが、平屋への関心は高い
❷ 平屋のメリット
❸ 平屋でやってみたいこと
❹ 平屋のデメリット
❺ 結果、平屋には回帰したのか
┃諸条件はあるが、平屋への関心は高い
MUJI HOUSEが行った「理想の平屋」に関するアンケート調査は、無印良品の家のニュース会員や公式SNSのフォロワーなど、約3300人を対象に実施されました。ある層への調査であることが前提となっている。
「平屋に住んでみたいか?」という質問に対しては、「非常に共感できる」(62%)と「やや共感できる」(29%)を合わせて、91%の回答者が平屋に強い共感をまた、「戸建てを建てるなら『平屋』『2階建て』『3階建て』のどれが良いか?」との質問では、平屋を希望する人(「断然平屋」+「どちらかとい」 「といえば平屋」)が66%を目安に、2階建て希望(13%)や3階建て希望(2%)を大きく控えた結果となった。
「子育て時期なら2階建て、年齢が上がれば平屋が良い」「土地の広さや周囲の環境によっても選択が変わる」など、条件に応じて異なる意見も認められた。
┃平屋のメリット
▶平屋のいいところは「階段がない」「老後に安心」「バリアフリー」
「平屋のどんな点に魅力を感じるか?」という質問への回答を見ると、最も多かったのは「階段がない」(69%)で、次は「老後も安心」(67%)、 「バリアフリーである点」(61%)、「家事が効率よくできそう」(55%)となりました。
調査結果によると、「ワンフロアで階段の上り下りが不要」なため、「生活動線が短縮されて家事効率が上がる」ことや、「バリアフリーで安心できる」点が評価されているようです。これはマンションの人気としても挙げられる特徴であり、敷地、平屋を「マンション感覚で暮らせる戸建て」として捉えている人が多いと言えるのかもしれません。
┃平屋でやってみたいこと
▶平屋でやってみたいことは「リビングと庭をつなげて使いたい」
「ウッドデッキ」(45%)や「リビングと庭をつなげて使いたい」(38%)、「平屋を建てるなら取り入れてみたいことは?」という質問には、戸建て特有のアイデアが集まりました。 )など、庭と一体化した開放的な暮らしを望むが多く見られました。
さらに、「広い土間」や「ビルトインガレージ」など、外部と入りやすい空間も挙げられており、マンションでは難しい戸建てならではのプランを平屋に取り入れたいという希望が伺えます。
┃平屋のデメリット
▶平屋のデメリットは「広い土地が必要」「防犯面」「浸水リスク」
では、平屋に対して気になる点はあるのでしょうか?
「平屋でデメリットに思える点は?」という質問には、上位から「広い土地が必要」(67%)、「防犯面の不安」(50%)、「豪雨や河川の氾レベルによる床下・床上浸水」のリスク」(50%)が挙げられました。
確かに、2階建てと同じ延べ床面積を平屋で確保するには、より広い土地が必要です。 ただし、最近の平屋人気は、コンパクトな平屋が注目されてきた結果とも言えます。調査によれば、「50代の夫婦2人の暮らしにサポートされている」と分析されています、2人の暮らしにちょうどいいサイズのコンパクトな平屋であれば、土地面積や建築費用への不安も和らぐでしょう。
浸水リスクに関しても、最近では「緊急時に2階などへ垂直避難する」という意識がございますが、浸水被害が発生した2階建てでも被害を免れることは限りません。や過去の水履歴を調べ、浸水リスクの低い場所を選ぶことが特に重要です。
防犯についても同様で、例えば不審者が隠れにくい設計にしたり、戸締めの徹底など防犯意識を高めることのほうが、平屋でもリスクを軽減させるためには大切と言います。
┃結果、平屋回帰はどうなったか
2024年の今、回帰は進んでいるのだろうか?。
「平屋人気は年増しているようです」。見てみると、全国的な平屋率は増加傾向にあります。2023年には一応から1.5%※も増加し、特に慎重な伸びを見せました。
※平屋率は四捨五入した数値で表記しておりますが、実際の増加率は1.53%ですが、1.6%に達しています。
この背景には、実家を相続する世代が高齢化している現状があります。親世代が用意されて、子どもそれぞれの部屋がある広い家も、夫婦や一人暮らしにとっては広すぎることが多く、そのためコンパクトな平屋への変更や改修が進んでいると予想されています。
また、若い世代への取材からは、新築住宅の耐用年数が長期化する中で、子育ての期間よりも夫婦二人での暮らしの時間を重視し、かなり適当な家を選ぶ例も増えてきているそうです。物をすべてするよりも利用する時代になり、「隅々まで目が届く、掃除や維持がしやすいコンパクトな家へのニーズがなんとなくある」と、居住者はコメントされています。
少子・高齢化や共働きにおける増加といった社会の変化は、家族構成や暮らし方、家に求める価値観にも影響を与えています。考えることにせず、自分たちの望む暮らしを実現できる家を選んだ時代になったでしょう。
▶▶▶https://www.century21-ookunitochi.com/◀◀◀
( 行政書士・LPの資格の持つスタッフが常駐 )
( どうぞお気軽にお問い合わせください! )
( どんな小さな疑問にもお答えいたしますよ^^ )
営業時間:9:30~18:00 定休日:水曜日
TEL:052-364-6288
FAX:052-364-6289
MAIL:info@century21-ookunitochi.com
URL:https://www.century21-ookunitochi.com/
全国規模のネットワーク力を活かして、
【当店におけるコロナ対策について】
新型コロナウィルス感染拡大に伴い、staffのマスク着用、消毒、換気など
皆さまが安心してご来店できるよう、最大限対策しております。