失敗しない不動産コラム
2024/08/16
3つの視点から選ぶ建売住宅
建売住宅には、完成品をそのまま購入できるため、新築での生活がすぐに始められる、生活のイメージがつきやすいといった利点があります。
しかしながら、実際に住んでみると期待とは異なり、注文住宅にすれば良かったと後悔するケースもあります。
生活の基盤となる場所を選ぶことは、人生において大きな買い物です。後悔しないためにも、「賢い建売の選び方」を理解し、実践することが重要です。
今回は、建売の賢い選び方を、「立地条件」「住宅の設備環境」「お金の事情」という3つの視点から、それぞれのチェックポイントを詳しくご紹介します。
POINT
❶ 建売住宅の賢い選び方
❷ 立地条件
❸ 住宅の設備環境
❹ お金の事情
❺ まとめ
┃建売住宅の賢い選び方
建売住宅の最大のメリットは、すでに完成している点にあります。しかし、その反面、間取りを変更できないといったデメリットも存在します。
だからこそ、「賢い選び方」が重要となります。
「賢い選び方」とは、「立地条件」「住宅の設備環境」「お金の事情」の3つの視点を持って選ぶことです。では、それぞれの視点について、どのように見ていけばよいのかをお伝えします。
┃立地条件
立地条件を考える際のポイントは以下の5つです。
- 自然災害のリスク
- 買い物の利便性
- 駅へのアクセス
- 学校までの距離
- 近隣の住環境
■自然災害のリスク
自然災害は予測できませんが、リスクを減らすためには災害に強い場所を選ぶことが重要です。
まずは、ハザードマップを確認しましょう。
多くの自治体がホームページなどで公開しているので、簡単に調べることができます。
さらに、昔の地図を参考にするのも有効です。沼地だった場所、埋め立て地、田んぼだった場所などを知ることで、地盤の強さを把握する手がかりになります。
■買い物の利便性
現在、ネットショッピングや宅配サービスが充実しているものの、荷物が届くまでに時間がかかることがあります。
急にお子様が熱を出して市販薬が必要になったり、野菜を少し追加したいときには、近くのスーパーに行く必要があります。
そのため、徒歩圏内や車で10分程度の距離に買い物ができる場所があるかどうか確認しておくことをお勧めします。
■駅へのアクセス
駅まで徒歩圏内かどうか、バス停の位置やバスで駅までの所要時間などを細かく調べることが大切です。
坂道が多い場所の場合、バス停までの坂道の傾斜具合も事前に確認しておきましょう。
例えば、ベビーカーを押して往復する際や、お子様を抱えて歩く際の負担を考慮する必要があります。
物件情報には「駅まで○分」としか記載されないため、実際の利便性を把握するためには注意が必要です。
■学校までの距離
中学生であれば体力もあるので、徒歩30分程度の距離なら特に問題はないでしょう。
しかし、小学生の場合、徒歩20分以上になると体力的に厳しく、不審者情報があると親も不安です。
また、通学路が住宅街を通るのか、交通量がどの程度かも確認しておくことが重要です。
■近隣の住環境
建売住宅は、区画整理された地域に建てられることが多いですが、道を挟んだ反対側の住宅街に若い世帯が住んでいるかどうかを確認すると安心です。
お子様が遊び友達を見つけたり、一緒に学校に通う友達ができるかもしれません。
┃住宅の設備環境
次は、実際に暮らす「家」そのものに焦点を当てましょう。
ポイントは5つります。
・デザイン性
・日当たり、風通し、採光の具合
・設備の質
・ライフスタイルに適した間取りや収納
・アフターケア(保証内容)
■デザイン性
建売住宅は既に完成しているため、デザインの好みが選択の決め手となります。北欧風やシンプルなスタイルなど、統一されたおしゃれなデザインが多いですが、現在お持ちの家具と調和するかを考えてみると、後悔せずに済むでしょう。
■日当たり、風通し、採光の具合
内覧する際には、一般的には日中で日差しが明るく入りやすい時間帯を選ぶことが多いですが、早朝や夕方などの時間帯では日当たりの状況が異なることがあります。
実際に生活を始めると、思っていたよりも暗かったり、風通しが良くなかったりする場合があります。したがって、内覧時の時間帯だけでなく、他の時間帯の状況も確認することが重要です。物件スタッフに尋ねるか、自分でイメージしてみることをおすすめします。
■設備の質
キッチンや水回りの設備の質は、家事の効率や快適さに直結する重要な要素です。
設備のランクが高いほど、その機能性も高くなりますが、その分販売価格も高くなることが一般的です。各設備がどのランクに属しているかを確認することが大切です。
■ライフスタイルに適した間取りや収納
最近では、家事の効率化を図るために回遊性のある間取りが増加していますが、これが必ずしも全てのライフスタイルに適しているわけではありません。
同様に、建売住宅には大型のシューズクローゼットなどの収納スペースが増えていますが、これが現在のライフスタイルと適合しているかどうか、考慮する必要があります。
たとえば、アウトドア活動が多い場合や小さなお子様がいる場合、玄関に大型収納があることで、外で使用した汚れた物を室内に持ち込むことなく部屋を清潔に保つことができます。
また、各部屋や設備ごとの収納のサイズも確認しておくことが重要です。全体の収納量だけでなく、適切な場所に必要な物を収めることが、快適な生活を送るための要件です。
■アフターケア(保証内容)
実際に住み始めてから、問題が発生した場合の連絡先として役立つだけでなく、将来的にどれだけの期間、どんな保証を提供してくれるのかを知ることは、安心して生活するために非常に重要な要素です。
┃お金の事情
多くの方が住宅ローンを組んで建売物件を購入することを考えるでしょう。
月々の返済額を抑えるためには、借入金を少なくすることが理想的であり、可能であればコストパフォーマンスの高い物件を選ぶことも検討されるかもしれません。
しかし、安価な物件には建築品質が低い、保証が不十分、設備の水準が低いといったリスクが伴うことがあります。
そのため、以下の2つのポイントを押さえることが重要です。
・物件の資産価値(建物の品質)
・信頼できるハウスメーカーからの購入
┃まとめ
建売住宅は、契約から入居までのプロセスが迅速であり、すぐに生活を始めることができます。
そのため、自分のライフスタイルに適した住まいかどうか、住宅の品質や性能がどれほど優れているか、この3つの観点を念頭に置いて選ぶことが重要です。
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