■住まい選びの優先順位によっては、北向きの部屋も視野に入れて

北向きの部屋について、日当たりを重視する人にとっては住みにくいとされています。

ただし、夜型の生活者であり、湿気対策をしっかりと行うことでデメリットをカバーできる場合、北向き部屋も検討の余地があります。

通常、北向き部屋は一般的に人気が低く、そのため家賃が比較的低めに設定されています。さらに、空き家が長期間ある場合には、家賃交渉が成功しやすく、お得に入居できる可能性もあります。

北向き部屋の意外なメリットと注意すべき点について、詳細に見ていきましょう。

■日当たりが悪いからこその工夫と注意点

北向きの部屋があまり選ばれない大きな理由は、何よりも日当たりの不足です。

日当たりが悪いことは暗さだけでなく、部屋にさまざまなマイナス要因をもたらします。北向きの部屋は他の方角に比べて湿気がこもりやすく、その結果、窓枠やカーテンレールなどにカビが生えやすい環境となります。

カビは健康にも害を及ぼす可能性があるため、毎日の十分な換気や夏場の除湿機の使用など、カビ対策を入念に行う必要があります。特に東南側に窓がなく、風通しが悪い部屋では、湿気がこもりやすいために特に気をつけなければなりません。

冬場には北向きの部屋は寒く、暖房器具が必要ですが、暖房をすると室内と室外の気温差で結露が発生しやすくなります。

結露を放置すると壁紙がはがれやすくなったり、カビが生えやすくなったりしますので、定期的に結露を拭き取るか、結露ができにくい断熱窓にリフォームするなどの工夫が必要です。

さらに、北向きの部屋は日中薄暗く、朝に洗濯物をたくさん干して乾かすのが難しいことも覚悟しておくべきです。

┃勉強するなら南より北

北向きの部屋があまり選ばれない大きな理由は、何よりも日当たりの不足です。

日当たりが悪いことは暗さだけでなく、部屋にさまざまなマイナス要因をもたらします。北向きの部屋は他の方角に比べて湿気がこもりやすく、その結果、窓枠やカーテンレールなどにカビが生えやすい環境となります。

カビは健康にも害を及ぼす可能性があるため、毎日の十分な換気や夏場の除湿機の使用など、カビ対策を入念に行う必要があります。特に東南側に窓がなく、風通しが悪い部屋では、湿気がこもりやすいために特に気をつけなければなりません。

冬場には北向きの部屋は寒く、暖房器具が必要ですが、暖房をすると室内と室外の気温差で結露が発生しやすくなります。

結露を放置すると壁紙がはがれやすくなったり、カビが生えやすくなったりしますので、定期的に結露を拭き取るか、結露ができにくい断熱窓にリフォームするなどの工夫が必要です。

さらに、北向きの部屋は日中薄暗く、朝に洗濯物をたくさん干して乾かすのが難しいことも覚悟しておくべきです。

┃マイナス面を補う間取り