POINT
❶ 必要最低限な間取りの大きさ
❷ おすすめする戸建の間取り
❸ 約30坪ある平屋の間取り
❹ 耐震基準に適合しているか
❺ 管理組合の健全性や状態の良さを確認
4人家族の一般的な構成は、夫婦と子ども2人という組み合わせが一般的です。
この家族構成に適した最低限必要なスペースと部屋数を考えてみましょう。
通常、4人家族が一戸建て住宅を検討する場合、30坪を目安にするのが良いでしょう。
ほとんどの分譲住宅は、4人家族を想定して作られており、30~40坪の間取りが一般的です。
4人家族の場合、玄関、リビング・ダイニング・キッチン、バスルーム、トイレ、洗面所、寝室、子ども部屋(2部屋)、収納、階段など、最低限これらの部屋数が必要になります。
これらの部屋が一般的なサイズであれば、25~30坪程度になります。
しかし、予算の制約がある場合、このような広さを確保することが難しい場合もあります。
そのような場合でも、1つの子ども部屋を仕切って個別の部屋にするなど、様々な工夫で対応することができるでしょう。
家族4人での一戸建て住宅では、どんな状況にも対応できるように、4LDKの間取りが理想的です。
一般的には、夫婦の寝室1つと子ども部屋2つで3部屋が確保され、残りの1部屋はフリールームとして使われることがよくあります。
この余った部屋は、家族の共有スペースや書斎など、さまざまな使い道が考えられます。
将来的に家族が増えても、余裕のある部屋があるので心配はありません。
また、小さな子どもが遊ぶ場所や昼寝スペースとして活用されることもよくあります。
間取りのレイアウトを決める際には、家族全員がどんな暮らし方をしたいかを考えることも大切です。
例えば、来客が多い家庭なら玄関や収納スペースが大きい間取りを、家族での時間が多い家庭ならリビングダイニングのスペースが広い間取りを選ぶと良いでしょう。
以下では、4人家族向けの間取りイメージをご紹介します。
┃約30坪ある平屋の間取り
この平屋の間取りは、30坪ほどの広さの中に必要な部屋を効率的に配置したものです。
平屋住宅の最大の利点は、階段が不要なために約3坪ほどのスペースが節約できることです。
広大な土地を持つ場合、平屋住宅は非常に魅力的な選択肢と言えます。
┃32坪の4LDKの2階建て間取り
32坪とやや広めの2階建て住宅で、夫婦の寝室と子ども部屋2部屋、客間などを備えた4LDKの間取りです。
寝室と子ども部屋が広々としているため、快適な生活を送るには十分なスペースがあります。
┃まとめ
4人家族が一戸建て住宅を検討する際には、おすすめの間取りや必要な部屋スペースについてご紹介しました。
予算を抑えるために部屋数を削減すると、実際に住み始めた際に不便が生じたり、家族が増えた際に問題が発生する可能性があります。
予算と調和しつつ、家族の生活スタイルに合わせた部屋やスペースを確保することが、快適な住まい選びの鍵となります。