失敗しない不動産コラム
2024/02/23
住宅購入時のローンを組む手順4STEP
家を買うために住宅ローンを利用する場合は、1章でご紹介した家を買う手順と並行して、
住宅ローンの手続きを進める必要があります。
具体的には以下の4ステップで進めていきます。
・金融機関と住宅ローンの種類を選ぶ
・事前審査を受ける 本審査を受ける
・住宅ローンを契約する
それぞれを、詳しく解説していきます。
┃金融機関と住宅ローンの種類を選ぶ
金融機関の選択肢としては、以下が挙げられます。
・ 大手都市銀行
・ 地方銀行
・ ネット銀行
それぞれに特徴はありますが、普段から給与振り込み先や光熱費の支払いなどに使っている銀行は、
取引実績がたまっているため、審査がスムーズに進んだり通りやすくなると言われています。
さらに、1つの金融機関でも複数の住宅ローンを提供していることがほとんどです。
選ぶ必要がある項目は以下の通りです。
・金利タイプは固定金利型か変動金利型かを選ぶ
・返済方法は元利均等返済方式か元金均等返済方式かを選ぶ
・返済期間を選ぶ(35年までが一般的)
┃事前審査を受ける
家を買うためには大前提として、住宅ローンの事前審査により、十分な資金調達ができるのか確認する必要があります。
家を買うまでの手順に沿っていえば、購入申込と売買契約の間に入るステップです。
事前審査には借入金額を決める基準となる年収や勤め先についての情報を金融機関に提供する必要があります。
そこで事前審査にあたっては、源泉徴収票や本人確認書類などが求められるケースもあります。
ただし、最近ではあくまで事前審査ということで、インターネットで手軽にできる場合もあります。
特にネット銀行の場合は、オンラインで手続きが完了することがほとんどであるため、
忙しい方はネット銀行を活用してみましょう。
金融機関の本審査が通過できて契約を締結したら、あとは融資の実行を待つのみです。
一般的には引き渡しと同時に融資が行われます。
なお注文住宅の場合は着工金や土地代金の資金が間に合わなければ、
別途「つなぎ融資」の利用が必要となることも。
その場合には住宅ローンとは別に準備することになるため、
資金繰りの1つとして覚えておくと良いでしょう。
・金融機関と住宅ローンの種類を選ぶ
・事前審査を受ける
・本審査を受ける
・住宅ローンを契約する
金融機関は取引実績や審査のスムーズさなどを考慮して選びます。
住宅ローンの種類は金利タイプや返済方法や返済期間などを決めます。
事前審査は年収や勤め先などの情報を提供して借入可能額を確認します。
本審査は物件の詳細資料などの書類を提出して契約の条件を決めます。
住宅ローンを契約したら、引き渡しと同時に融資が開始されます。
注文住宅の場合は、つなぎ融資が必要になることもあります。