失敗しない不動産コラム
2024/02/16
家を購入するのに必要な期間
住宅購入のスケジュールは実際にはどのように進んでいくのか、以下から大体の目安を確認していきましょう。
もちろん状況によって変わるので、あくまで参考程度に捉えておいてください。
┃建売住宅2.3カ月
注文住宅は建売に比べると、家を買う準備段階も含めてかなり時間がかかります。
こだわりが強ければ強いほど設計や工事にも、ある程度の期間を確保しなければなりません。
そのため、注文住宅の場合かなり幅はありますが、短くて8か月程度、
イレギュラーな事態に備えて1年ほどは見ておいた方が無難でしょう。
希望の条件や状況によっては、数年ほどかかるケースも珍しくありません。
購入や契約を決めるまでの手間もかかりやすいので、
できるだけ余裕のあるスケジュール感で考えておく方が良いです。
中古住宅は建売と同様に、すでに入居するための家自体はあるので、
早ければ申込から1ヶ月程度で入居できるのが一般的です。
ただし中古住宅で注意が必要なのは、オーナーとの売買契約。
やり取りがスムーズに進めば特に問題はありませんが、
状況次第では、以前の住人の引っ越しが済んでいない・交渉に応じてもらえないなどのケースもあります。
契約が決まればさほど時間はかからないので、購入までの取引に注意しておきましょう。
またあまりに古い家であれば、入居前のリフォームが必要な場合もあります。
特に老朽化が進んでいる中古住宅の場合は、修繕や補強の施工にある程度の工期を要する可能性が高いでしょう。
築年数の長い物件を選んだ際には、リフォーム期間も考慮に入れておいたほうが無難です。
家を買う時のスケジュールは、新築の家と中古の家とでは違いがあります。
新築の家は、建売住宅なら既に建っているので1~3ヶ月で入居できますが、注文住宅なら設計や工事に時間がかかります。
中古の家は、売りに出されている物件を見つければ1ヶ月で入居できますが、オーナーとの交渉やリフォームに注意が必要です。
家を買うことは人生の大きな決断の一つです。
慌てずにじっくりと準備を進めて、後悔のない家選びをしてください。