失敗しない不動産コラム
2023/12/15
今話題のスマートホームとは?
昨今話題のスマートホームは、まるでSF小説に出てくるような「未来の暮らし」を身近にしてくれました。
今回は、便利なスマートホームのメリットとデメリット、そしてスマートホームの可能性についてご紹介します。
┃スマートホームとは?
室内の設備や家電をトータルに制御することです。
┃スマートホームのメリット
【家電製品や住宅設備の操作を簡便化できる】
家電製品にはリモコン操作の可能なものが多数ありますが、製品ごとのリモコンを使用しなければならないことも多く、管理はもちろん操作も面倒になりがちです。しかしスマートホームなら、音声入力や手をかざすなどのしぐさだけで、家電製品や住宅設備の操作を行うこともできます。
【日常生活の様々な時短につながる】
スマートハウスは、起床・外出・帰宅・就寝など、日常的にある程度決まった時刻にルーティンとして行う家電製品や住宅設備の操作を、ライフスタイルに合わせて自動制御することができます。一つ一つ手動で行っていたことがスマートホームによって自動制御されれば、その分時短を実現できるでしょう。
【セキュリティ機能の効率的な運用が可能になる】
スマートロックによる施錠の他、屋内外にネットワークカメラを設置して自動制御すれば、鍵のかけ忘れの防止はもちろん、ネットワークカメラが不審な人物や動きを検知した場合に利用者のスマートフォンに通知するなど、セキュリティ機能を効果的に運用できます。
【 光熱費の節約につながる】
テレビや照明は、部屋に誰もいない時は自動的に消すようにするなど、家電製品や住宅設備を適切に使用できるように制御することで、光熱費を節約することができます。
┃スマートホームのデメリット
【導入コストが掛かる】
スマートホームが登場してからまだ日が浅いということもあり、導入コストが高くなってしまう傾向があるようです。しかし、今後関連する機器やサービスが増えれば、導入コストが改善されていくことも考えられます。
【スマートホームをトータルで相談できる業者が少ない】
スマートホームで実現できる機能は多岐にわたっていますが、トータルで相談できる業者はまだ少ないのが現状です。新築物件のみサービス対象、エネルギー供給を含めた大規模なものに限定されている、というケースも見られます。こちらについても、今後参入企業が増えることで改善できるのでは、と考えられます。
【機器がサイバー攻撃を受ける可能性がある】