失敗しない不動産コラム
2023/11/17
間取り┃畳コーナー・小上がり解説
小上がりや畳コーナーのある間取りは、リビングプラスαの使い勝手と
おしゃれアクセントとなる空間が魅力です。
個室としての和室よりもコンパクトな間取りで、
仕切りがない分いつでも気軽に利用できるスペースとして、
幅広い世帯から人気を集めています。
今回は、そんな小上がりや畳コーナーのある間取り実例をはじめ、
その魅力や注意ポイントについて解説していきます。
広さやデザイン選びに失敗しないための設計ポイントも紹介しますので、
ぜひ和モダンを楽しむ家づくりの参考にしてみてくださいね。
┃小上がり間取りのメリット
小上がり間取りには以下のようなメリットがあります。
❶畳の部屋がつくれる
小上がりを活用すると、畳の空間をつくることができます。
リビングに和の落ち着いた雰囲気を演出し、
家族やゲストの憩いの場として活用するのもいいでしょう。
❷段差に腰掛けられる
小上がりの段差を腰掛けとして使用するのもおすすめです。
小上がりから、ご家族と一緒にテレビや映画を見たり、
コミュニケーションを取ったり、ご家族それぞれが自由に
ゆったりと過ごせる空間として便利です。
❸お昼寝や子供のお世話がしやすい
小上がりは、お昼寝やお子様のお世話にも便利です。
苦しい体勢で寝かしつけをしたり、お子様のお世話をしたり。
小上がりがあれば、子育て中の身体への負担も軽減されることができるでしょう。
❹仕切りの活用が便利
小上がりに仕切りを設けることで、リビング×ダイニングの緩やかなゾーニングに役立ちます。
また、お子様の年齢や遊び方の変化に合わせて、開閉可能な仕切りで対応していくのが便利です。
┃小上がり間取りのデメリット
次に、小上がりのデメリットについても見ていきましょう。
❶掃除の手間
小上がり間取りは、掃除の手間がかかることがあります。
埃やゴミが溜まりやすくなるため、定期的な掃除やメンテナンスを行いましょう。
❷段差によるケガ
小上がりの段差には、注意が必要です。
特にお子様や高齢者がいる場合は、段差による転倒やけがにつながらないよう、
安全性に考慮する必要があります。
❸バリアフリーを考える
小上がり間取りを採用する場合、バリアフリーの設計も考慮する必要があります。
車椅子やベビーカーの利用者にとっても利便性の高い設計を心がけましょう。
❶物が増えやすい
小上がりや畳コーナーは、物が増えやすいスペースです。
ついつい物を置いてしまいがちなため、収納場所にも工夫することが必要です。
小上がりや畳コーナーのある間取りは、おしゃれな見栄えと多目的な機能性が魅力です。
使い勝手が良く、デザイン性にも優れた空間を確保するためには、
失敗しないための知識も必要になりますので、
たくさんの実例やアイデアを参考に工夫してみてください。
ぜひ、理想の小上がり・畳コーナーのある間取りを実現し、
快適な新築生活を送りましょう。