失敗しない不動産コラム
2023/07/14
家が欲しくなるきっかけのライフイベント!
結婚や出産など、人生におけるライフイベントから、
それぞれのケース別に、家がほしくなるタイミングを考えていきます。
戸建てを購入した人1,000人以上に向けて行われたアンケートによると、
戸建住宅を買ったきっかけで最も多いのは「結婚」のタイミングで
23.7%、続いて「昇給・昇格」のタイミングで23.3%、「出産」のタイミングで17.3%となっています。
それぞれのライフイベントで家を買う際に、どんな点に注意しながら家を買うべきかも伏せて紹介していきます。
┃結婚したタイミング
家を買うタイミングで一番多いのが結婚したタイミングです。
パートナーと将来にわたってのライフプランを考えながら、
どんな家に住むべきか選べるので良いタイミングと言えるでしょう。
また、住宅ローンを組む際も場合によっては夫婦でペアローンなどを組むことができるほか、
若い年齢で家を買うこととなれば、定年前に余裕をもって住宅ローンを返済することも可能です。
結婚したタイミングで家を選ぶ際の注意点は、将来の住み替えの可能性を考慮して家を選ぶことです。
というのも、将来的に夫婦のどちらかが転勤・転職によって引っ越す可能性が出てきたり、
子供が欲しい場合などは子供部屋なども考慮して選ぶ必要があるからです。
┃出産したタイミング
出産したタイミングで家を購入するケースも少なくありません。
このタイミングであれば、将来的に子供が通う学校の学区など、教育環境を意識しつつ家を選ぶことができます。
言い換えると、「子育てがしやすいかどうか」という視点がここでは非常に重要です。
具体的には、教育環境のほか、周辺環境の治安が悪くないかや病院や公園などの
公共施設がどの程度整っているかという点も考慮する必要があります。
将来の子供部屋などの間取りも考えながら、家を選ぶことができるのがメリットでしょう。
┃子供が進学したタイミング
有名小学校がある学区や私立などで遠くの学校に通わせたい場合などは、
進学のタイミングで家を買うことも多くあります。
とくに有名小学校の学区内などは、将来的にも人気の土地である可能性が高いため、
資産価値が落ちにくいというメリットがあります。
また、その分治安も良いことが予想されるため、
進学のタイミングで家の購入を検討している場合は学区などの教育環境を意識して選びましょう。
┃子供が独立したタイミング
子供が大学進学や社会人になり一人暮らしを始め、
子供部屋が余ってしまったタイミングなどで家を購入するというケースもあります。
これまでのライフイベントと比べると、老後の生活を視野に入れて購入すると言うこともできます。
ここで注意しなければならないのは、老後資金とのバランスです。
年金がいくらもらえて、月々の支出がどのくらいなのか計算に入れながら家の購入を検討しましょう。