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スタッフブログ

失敗しない不動産コラム

2023/07/07

家を買うタイミングはいつ?

普段面と向かって人には聞きにくい、家を買った人の世帯年収や貯金額など、

ほかの人がどんなタイミングで家を買っているのか色々なデータを見ながら紹介していきます。

 

 

年齢からみた家を買うタイミング

契約の形態によって、起こりやすいトラブルの内容は異なります。

年齢から見た家を買うタイミングは、30代後半~40代前半といえます。

令和2年発表の最新統計データによると、はじめて家を購入した人で最も多いのは年齢が30代のタイミング。

平均年齢は家の種類によって異なり、分譲戸建住宅が一番低く36.8歳、中古マンションが一番高く44.8歳となっています。

 

住宅種別 平均年齢
注文住宅 39.1歳
分譲戸建住宅 36.8歳
分譲マンション 39.4歳
中古戸建住宅 42.8歳
中古マンション 44.8歳

 

家を購入する際には住宅ローンを組むのが一般的。住宅ローンの条件は銀行によって異なりますが、

多くの銀行で住宅ローンを組めるのは20歳以上65歳未満となり、80歳までに完済となっています。

住宅ローンを借りられる最長期間は35年。ということは、45歳まで にローンを組まないと80歳での完済ができなくなり、

借り入れ期間は短くなり毎月の返済額は大きくなってしまうということです。

 

しかし、80歳で完済は収入面で不安ですし、家の住み替えが必要になる場合もありえます。

そのようなことを考えると45歳より早い年齢で家を購入する方が賢明でしょう。

 

 

 

年収から見た家を買うタイミング

年収から見た家を買うタイミングは、年収700万円前後といえます。

令和2年発表の最新統計データによると、はじめて家を買った世帯の平均世帯年収は家の種類によって異なり、

分譲戸建住宅が一番低く688万円、分譲マンションが一番高く798万円となっています。家の種類によって100万円以上の差が生じています。

 

住宅種別 平均年齢
注文住宅(全国)  744万円
注文住宅(三大都市圏)  781万円
分譲戸建住宅  688万円
分譲マンション  798万円
中古戸建住宅  720万円
中古マンション  694万円

 

また、注文住宅の全国平均は744万円、首都圏・中京圏・近畿圏の三大都市圏の場合は平均年収は上がり、

781万円となっていました。

東京の場合2014年頃から地価の上昇が続いており住宅の販売額も値上がっています。

しかし、東京の年収は国内で最も高いので、物件を購入できているものと考えられます。

ここで気をつけておきたいのは、平均「世帯」年収であること。どちらかひとりではなく、

合算して平均年収と見比べてみましょう。住宅ローンを組んで家を買う世帯がほとんどですが、

無理せずローンを返済するためにまずは現在の年収を正しく見積もっておく必要があります。

 

 

 

住居人数から見た家を買うタイミング

居住人数から見た家を買うタイミングは、2~4人と家の種類によって大きく異なります。

令和2年発表の最新統計データによると、1世帯あたりの平均居住人数は

注文住宅・分譲戸建住宅では「4人」が、分譲マンション・中古戸建住宅では「3人」が、

中古マンションでは「2人・3人」が最も多いです。

 

住宅種別 平均年齢
注文住宅  3.4人
分譲戸建住宅  3.6人
分譲マンション  2.9人
中古戸建住宅  3.3人
中古マンション  2.7人

 

つまり、居住人数を基に家を買うかどうか決めようと思っている方は、買う家の種類もある程度明確になっている必要がありそうです。

 

 

 

子供の年齢からみた家を買うタイミング

子供の年齢から見た家を買うタイミングは、子供を妊娠中・子供が乳幼児のタイミングといえます。

家を購入した人のうち、既婚者かつ子供がいる人に絞って行われたアンケートによると、

約33%の人が「子供が乳幼児のタイミング」・約23%の人が「子供を妊娠中のタイミング」に家を買ったと答えています。

 

つまり、子供がいる世帯のうち半数以上が子供が産まれる前後で家を購入していることが分かります。

理由を見ると、赤ちゃんが生まれることによる近所への影響生活スペースの必要性を考えて、

理想的な子育て環境や定住を求めた家の購入を求める人が多いようです。

続いて多かったのは、約10%で「子供が小学校低学年のタイミング」でした。

子供を早い段階から学校や地域へ慣れさせたい親の気持ちが強く現れた結果のように思えます。

 

 

 

貯金額からみた家を買うタイミング

貯金額から見た家を買うタイミングは、貯金額1500万円前後が目安といえます。

家の購入を検討している人に対する調査の結果によると、

4人に1人が1,500万円以上貯金してから家を買いたいと考えているようです。

 

また、実際にはじめて家を買った人の自己資金(=頭金)がいくらか見てみると、

1,000万円前後であることが分かります。

 

以下のグラフの、赤色の部分が家を買った時の自己資金になります。

なお、それぞれのグラフ上部の数字は家の平均購入価格になります。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

国土交通省「令和元年度住宅市場動向調査」をもとに編集部作成  ※注文住宅は全国、それ以外は三大都市圏

 

具体的には、家の種類によって異なり、分譲戸建てが一番低く713万円、分譲マンションが一番高く1261万円となっています。

そのため、単純に差し引きすると頭金を用意して購入しても、

約500万円ほどの貯金額が手元に残るタイミングで家の購入を決めている方が多いと言えます。

 

ただし、適切な貯金額があったとしても家を買う人の中には「得する人」と「損する人」がいます

その違いは、それぞれの物件価格だけではなく市場全体の価格を見極めて家の買い時を見極められるかどうかです。

 

国土交通省が公表している、全国の不動産価格指数を見てみると

013年以降マンションの価格だけが高騰していることがわかります。

また、微増ではありますが戸建て住宅も価格がコロナ禍以降上がってきています

 

 

 
                                              
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まとめ
年齢から見た家を買うタイミングは、30代後半~40代前半といえます。
また、年収から見た家を買うタイミングは、年収700万円前後といえます。
 
 
 
 
※画像はイメージです。

 
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