失敗しない不動産コラム
2023/04/07
建売住宅・注文住宅・分譲住宅のメリット、デメリット
建売住宅は土地と建物がセットで販売されています。
新築住宅が手頃な価格で、手間をかけずに購入したいという方に人気です。
しかし建売住宅のほかにも注文住宅や分譲住宅などさまざまな選択肢があるため、どんな家を購入するか迷いますよね。
そこで今回は建売住宅と注文住宅や分譲住宅の違いについて解説します。
┃建売住宅のメリット・デメリット
◐ 建売住宅とは、土地と建物をセットで販売されている住宅です。
■メリット
❶完成した状態で販売されていることが多いため、現物を見て購入できる
┗どんな家を建てるか打ち合わせする必要がないため、気に入った物件が見つかればスピーディーに入居できます。
❷価格が明確なので、予算オーバーしづらく住宅ローンの相談もスムーズ
┗仕様をそろえて複数の建売住宅をまとめて建てることで、材料費や人件費などのコストも削減されています。
❸住宅需要の高い人気エリアを選んで建てられることが多い
┗そのため、都市部の方が建売住宅が多いです。人気エリアでは完成済みの建売住宅だけでなく、完成前に売り出される建売住宅もよく見られます。
■デメリット
❶建物の仕様が決まっており自由度が低い
┗完成前の物件では間取りや内装など部分的に変更できることもありますが、こだわりの多い方や個性的な物件をお求めの方に建売住宅は向いていません。
┃注文住宅のメリット・デメリット
◐ 注文住宅は土地を決めて、その上に自分好みの建物を建てる住宅です。
■メリット
❶間取りから内装、設備まで、ご家族の好みや要望に合わせられる
┗こだわる分はこだわって、不要な設備はカットして、予算にメリハリをつけることもできます。
また家を建てる過程をご自身の目で確かめられるという安心感もあるでしょう。
■デメリット
❶土地探しや打ち合わせに時間や手間がかかる
┗着工から完成までに2〜6ヶ月程度かかるのに加え、その前にプランニングの時間も要します。
┃分譲住宅のメリット・デメリット
◐ 分譲住宅とは、建売住宅の一種で広い土地を不動産会社が区画整理して販売する住宅です。
■メリット
❶街並みに統一感がある
┗分譲地の開発時にまとめて街づくりが行われるため、イメージに統一感があったり、好みの合うご近所の方と出会いやすかったりするメリットもあります。
❷比較的価格がリーズナブル
┗部材や設備をまとめて発注することで、通常よりも安い価格で仕入れることができます。
■デメリット
❶注文住宅に比べるとオリジナリティをだしづらい
┗ある程度平均的な間取りや内装になっているため、強いこだわりがある方は注文住宅を検討されたほうがよいかもしれません。
┃まとめ
建売住宅や注文住宅や分譲住宅のさまざまなメリット・デメリット見てきましたが、
購入者の主観によって、長所にも短所にもなります。
自分にとってメリットを感じる住宅をじっくり選んで、後悔の無い買い物をしたいですね。