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スタッフブログ

失敗しない不動産コラム

2023/01/27

セルフ防寒対策で暖かい家作り ~窓編~

窓防寒

冬と言えば、寒さをしのぐ暖房、ストーブやエアコンが恋しくなりますよね。

 

しかし、毎日使用するとなると、気温差によって暖房器具は予想以上に電気代がかさみます。

 

また中には「暖房器具を使用しても部屋が暖かくならない」という悩みを抱える方もいます。

 

そこで今回は、冬の部屋が寒い理由・自分自身で行うことができる「防寒対策」などのお役立ち情報をご紹介します。

 

 

 

冬の部屋が寒い理由

◐ 冬の部屋がとんでもなく寒い理由を知って、対策を考えよう!

部屋の暖かい空気の50%は窓から逃げていく

 ┗また、部屋の床・壁・天井からは約10%前後~20%前後の熱が外に逃げていきます。

  この数字を見てもわかるように部屋が寒くなる原因の半分は窓にあります。

 

冷たい空気は下へとさがる

 ┗これにより床が冷たくなり足下も寒さを感じるようになります。

  この状態ではどんなに暖房の温度を上げたとしても効果は薄く、電気代がかさむ原因にもなってしまいます。

 

断熱性能が低いと、結露が発生

 ┗結露とは冷たい外気によって冷やされた窓が室内の暖かい空気とぶつかり冷やされることで窓ガラスに水滴が表れる現象です。

  結露は室内のカーテンなども濡れるため、カビやダニが発生しやすくなる弊害ももたらします。このように窓の断熱性能が低いとさまざまなデメリットが起きやすくなります。

 

そのため、部屋の寒さ対策を検討する上でまず重視したいのは「窓」ということを知っておきましょう。

もちろん前述のように床や壁からも室内の熱は逃げていくため、これらの箇所の対策も行うことが大切です。

 

 

 

窓の防寒対策

部屋の寒さの原因を把握したら、早速、断熱性や気密性を高めるための対策を行っていきましょう。

 

まずは室内の熱の半分を逃がしてしまう窓の防寒対策です。

 

 

■  断熱素材を窓に貼る

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たとえば、通販などで緩衝材として商品と一緒に入っているようなプチプチです。

 

意外に思うかもしれませんが、プチプチには防寒対策に非常に役に立つんです。

 

◐プチプチが寒さ対策に役立つ理由

窓のガラス面との間に空気の層が生まれることで断熱効果をもたらしているからです。

無対策の窓だと外の冷たい空気によって冷やされたガラスから、室内の熱は逃げていきます。

しかし、プチプチを窓に貼ることでプチプチの中の空気が層になるため、室内の熱が大量に逃げるのを防ぐことができます。

空気というのはもともと熱を通しにくい(逃がしにくい)性質を持っています。反対にガラスは熱が通りやすいため、

この場所に断熱性が高い空気層を作ってあげることで室内の暖気を部屋にとどめておくことができます。

 

ちなみに寒さ対策で使用するプチプチは100均やホームセンターで販売されているものでもかまいません

 

ただし、プチプチを窓に貼る時の注意点はガラスの部分にだけ貼るのではなく、窓枠全体をカバーするように貼っていきましょう

 

窓枠全体を覆うようにプチプチを貼ることで、より気密性を高めることができます

 

 

■  アルミシートを貼る

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プチプチと同様の使い方で防寒対策の効果が得られるアルミシート。

 

アルミシートはレジャーマットや防災用アイテムとして活用している家庭が多いですが、

 

その素材の特性から保温性に優れているのが特徴です。

 

ちなみにアルミシートの保温性は繊維毛布の約5倍~6倍ともいわれています。

 

そのため、部屋の暖かい空気を外に逃がさないようにすることが可能です。

 

 

■  断熱シートを貼る

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防寒対策をする上では定番のアイテムと言えば、ホームセンターでもよく見かける断熱シート。

断熱シートで寒さをしのげる理由もプチプチやアルミシートと同様。空気の層を作ることができるためです。

 

空気の層が作られるというのは簡単に説明すると「見えない窓が設置された状態」です。

そのため、この見えない窓(空気層)の力で室内の暖気を逃がさない、冷たい外気を侵入させないという効果が期待できるようになります。

 

この空気層を利用した防寒対策ですが、身近なものではダウンジャケットも同じ仕組みです。

冬場に大活躍するダウンジャケットは羽毛と羽毛の間に空気を含みやすいため、中の熱を逃がさず、外の冷たい空気のシャットダウンにもつながっています。

 

また、これは断熱シートだけではなくプチプチ、アルミシートにも言えることですが、

空気層を作ることで冬の冷たい空気と室内の暖かい空気が混じることがありません。

そのため、断熱シートなどを窓に貼ることで寒さ対策だけではなく結露を防ぐ効果もあります。

 

使用する断熱シートですが「プチプチタイプ」のものを使用するのがおすすめです。

このプチプチタイプの断熱シートですが、緩衝材用として使用するプチプチよりも空気層が厚くなるように設計されています。

 

つまり通常のプチプチよりも断熱効果が高いということです。

資金的に余裕がある方は一般的なプチプチよりも断熱用のプチプチシートを検討してみるのもよいでしょう。

断熱シートは窓を水で濡らすことで貼るタイプが一般的です。

このタイプの断熱シートは貼っている最中に空気などを含みやすいため、注意しておきましょう。

また窓にホコリや汚れが付着していると上手く貼り付かないことがあるため、事前に窓を綺麗にしておくことを推奨します。

 

 

■ 隙間テープを貼る

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断熱シート等を貼って「よし!これで寒さ対策も万全!」と思っていたのに、

イマイチ効果が感じられないという経験をされる方が多いようです。原因は窓のサッシなどに隙間があることです。

 

この隙間があることで部屋の熱は逃げていき、外の冷たい空気は容赦なく室内に入り込んできます。

そのため、防寒対策をする上ではこの隙間風を防ぐことも大切です。隙間風を防ぐアイテムで定番なのは隙間テープです。

 

使用方法も非常に簡単であり、サッシと窓枠の間に隙間テープを貼るだけです。

また、現在は隙間テープも100均で購入することができるため、お財布にも優しい防寒対策が可能です。

 

隙間テープを貼る際の注意点ですが、テープを貼った後に窓がしっかりと閉まるか一度確認しておきましょう。

隙間テープの素材は伸縮性があるポリウレタンなどが使われているため、大きな問題になることはありません。

 

しかし、ケースによっては圧迫されすぎて窓が上手く閉まらないことがあります。

このような理由から隙間テープを貼った後は開閉の確認が大切となります。

またテープを貼る箇所にホコリや汚れが付着していると粘着性が落ちるため、事前に掃除をしておくようにしましょう。

 

 

■ カーテンを工夫する

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カーテンは上手に使用することで寒さ対策に役立ちます。

よくカーテンを付けているのに「窓際が極端に寒い」という声も聞かれますが、

これは現在使用しているカーテンを変更することで改善できる可能性があります。

 

カーテンを付けているのに極端に寒いという方はカーテンの生地の厚さや丈、幅を確認してみましょう。

生地が極端に薄いカーテンを使用している場合はそこから冷気を通しやすくなるため、寒さを感じるようになります。

 

また、丈や幅が短いカーテンを使用していると隙間から冷気が侵入しやすくなります。

現在このようなカーテンを使用している方は防寒対策として、厚手で面積が大きなカーテンに変更することを検討してみましょう。

 

カーテンが窓を覆う面積が広いほど室内の暖気をとどめておくことができ、

外からの冷気の侵入も防ぐことができます。またカーテンを今すぐに変更するのが難しいという方は、カーテンにプチプチを留め付ける方法もおすすめです。

プチプチを適したサイズにカットし、洗濯バサミなどで留め付けすればお手軽防寒カーテンの完成です。

 

ちなみに丈や幅が短いカーテンを使用している場合は、プチプチはあらかじめ大きめにカットしておきましょう。

大きめにカットしておくことでカーテンが覆われていない場所からの冷気侵入を防ぐことができます。

 

 

■ 夜は雨戸を閉める

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冬の部屋が寒い理由は単純で「外の冷気が窓ガラスを冷やし、それが部屋全体に伝わる」からです。

そのため、最も手軽に行うことができる対策は窓からの冷気侵入を防ぐことができる雨戸やシャッターを閉めてしまうことです。

外側の窓ガラスは常に冬の冷たい空気と接しているため、これを雨戸等でカバーしてあげることで冷気の侵入を効率的に抑えることができます。

 

また雨戸やシャッター対策と同時に先ほど紹介した断熱シートやカーテンなどを使用した防寒対策を施すことで

室内の暖かい空気もとどめておくことができるため、大きな相乗効果を見込むことができます。

雨戸、シャッターで防寒対策を行う場合の注意点ですが太陽が出ている日中は開けておくようにしましょう。

 

冬場とはいえ太陽の光が差し込むことで部屋の中も暖かくなります。

雨戸やシャッターを閉めるタイミングは太陽が落ちる前がベストです。

これは、あまり遅い時間に閉めてしまうと日中に暖まった空気が外に逃げてしまうためです。

 

 

 

まとめ

今回は冬の季節特有の「部屋が寒い!」という悩みをテーマにしてさまざまな情報を解説しました。

冬の防寒対策を行う上で、特に重要視したいのが窓です。寒さの原因の半分は窓にあるため、まずは窓のセルフ防寒対策を実施してみましょう。

 

 

 
 
 
                                              
※画像はイメージです。

 
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