失敗しない不動産コラム
2022/11/18
もっと知りたい!角地の特徴。
住居を構えるうえで、立地は住まいの快適さを左右する重要な条件のひとつだといえます。
特に角地は、一般的な土地と異なる特徴を持っており、人気が集まりやすいことから、競争率が高くなるケースも少なくありません。
今回は角地の特徴をメリット・デメリットの両面から詳しく見ていきましょう。
┃角地の特徴とメリット
◐ 角地とは「交差する2つの道路に接した角の区画」の土地を指します。
❶日当たりの良さと開放感
❷間取りの自由度
❸資産価値が保たれやすい
❶日当たりの良さと開放感
┗人気の一番の理由は、日当たりの良さ!隣接する部分も少なく風通しもいいです。
❷間取りの自由度
┗2方向の道路に面している角地では、異なる方角のどちらでも玄関を配置することができます。
そのため、日当たりの良い面にリビングを配置したり、駐車場と玄関の向きをバラバラにしたりといったある程度自由な間取りが実現可能となります。
❸資産価値が保たれやすい
┗角地のもうひとつのメリットは、資産価値が下がりにくい点にあります。
将来的に住まいを手放すことになったとしても、角地は人気が集まりやすい条件のひとつでもあるため、周囲よりも高い売却価格が期待できるのです。
┃角地のデメリット
◐ 有利な面が大きい角地にも、いくつか注意しておきたいデメリットはあります。
❶周辺とくらべて土地や建物の価格が高くなる
❷防音遮熱の手間がある
❶周囲とくらべて土地や建物の価値が高くなる
┗角地は周辺の土地と比べて地価が高く、場合によっては1~2割ほどの差が生まれることもあります。
また、人の目が気になるという方がフェンスを作る場合の建物コストが高くなる可能性があります。
❷防音遮熱の手間がある
┗面している通りの通行量によっては、車の走行音が気になってしまうこともあります。
日中から夕方にかけて西日が差し込む土地では、夏場の日差しが強くなりやすい面もあります。
その場合は、室内に熱がこもるのを避けるために窓や軒の配置を工夫したり、遮熱性能に優れた設計を行ったりするなど、何らかの対策が必要となります。