失敗しない不動産コラム
2022/07/24
物件を内覧する時の持ち物と、チェックポイント
物件の内見は、購入や賃貸を契約する前に実際に見て確かめられる大切な機会ですよね。
どこを見ればいいのか、何を持っていけばいいのか、ご紹介していきますね。
チェック1☑ 内見の目的
内見の目的は、実際の物件を自分の目で状態を確かめられることにあります。
賃貸物件の多くは、インターネットなどに写真やデータが掲載されているため、事前にある程度の雰囲気を知ることが可能です。
しかし、実際に室内を見てみると、「イメージと少し違っていた」と感じられてしまうこともあります。
そのため、事前情報だけでは把握しきれない状態をチェックする目的で内見が行われるのです。
チェック2☑ 内見までの流れ
気になる物件を見つけたら、その物件を取り扱っている不動産会社に内見の予約を取ります。
当日でも内見できまますが、事前に連絡を入れていけば、当日になって鍵が無かった。
担当者が不在だったなどのトラブルが避けられる事ができます。
予約をするときには、内見を行う日取り、待ち合わせ場所などを決めます。
基本的には、一度不動産会社に集合、不動産会社の車で担当者と一緒に物件へ向かうケースが多いです。
チェック3☑ 内見当日
内見当日は、事前に決めた日にち、時間、場所に担当者と待ち合わせをして、事前に希望条件の擦り合わせをします。
不動産会社で集合する場合には、内見をした物件が気に入らなかったときのために、
条件に合うほかの候補をいくつか用意してもらえるのが一般的です。
現地へ到着してからは、担当者と一緒に室内へ入り、部屋の状態を細かく確かめていきます。
その物件を気に入れば、購入や入居の申し込みへと手続きを進めます。
チェック4☑ 内見の持ち物リスト
スムーズに見て回るには、事前の準備が大事ですよね。持っていけば、内見に便利な持ち物をご紹介します。
重要な持ち物リスト |
☑図面や間取り図 ☑スマホ(カメラ) ☑メジャー ☑家具等の採寸MEMO ☑筆記用具 |
図面…広さや収納の位置、ドアの向きなど物件の全体的な状況を把握。
図面は基本的に担当者のほうで用意してくれます。ですが、事前に渡されている場合は忘れずに持っていきましょう。
スマホ(カメラ)…静止画だけでなく動画も撮影できるうえ、方位磁石やメモ帳の役割もあって便利です。
メジャー&採寸MEMO…家具・家電の設置場所を決めるために使用します。
「高さ」「幅」「奥行き」を測りながら、イメージどおりの配置が可能かどうかを確かめましょう。
チェック5☑ 内見時のチェックポイント
効率よく物件の状況を確かめるためには、事前にチェックポイントを整理しておくことをおすすめします。おおまかなチェックポイントはこちらです。
☑玄関まわり…「通路や入り口の広さ」「ドアの立てつけ」「インターホンの具合」などが主なチェックポイントです。
シューズボックスがある場合には、容量やドアの開閉方向も確認しておきましょう。
☑水回り…設備の状態や機能とともに、サイズ・高さが主なチェックポイントとなります。特に女性の場合は、
調理台などが高いと使いにくく感じられてしまうこともあるため、実際に生活するイメージを膨らませながら見て回ることが大切です。
☑居住スペース…広さや柱の位置、収納ドアの開閉方向なども確かめておきましょう。
また、意外に見落としてしまいがちなのがコンセントの数と位置です。
コンセントやテレビ端子の位置によって、家電の配置も大きく左右されるため、内見のタイミングで間取り図に書き込んでおきましょう。
☑共用設備…「防犯カメラやオートロックの有無」「郵便受けのサイズ」「駐輪場・駐車場の状態」が主なチェックポイントです。
余裕があれば、ゴミ置き場の場所や状態も確かめておきましょう。
きちんと管理が行き届いているかどうか、居住者はマナーを守っているかといった事情を知ることができるポイントです。
☑周辺環境…物件の周辺環境については、地図などを通してあらかじめ確かめることもできます。
しかし、駅からのルートにある街灯の数、隣接した道路の交通量などは、
実際に足を運んでみないと確認することができません。気になる点があれば担当者に質問をしておきましょう。
┃まとめ
- 内見当日は担当者と待ち合わせるか不動産会社から同行してもらうのが一般的
- 重要度の高い持ち物は忘れずに持参していく
- スマートフォン一台でさまざまなアイテムを代用できるため、事前に機能や動作を確かめておく
- 内見のチェックポイントは箇所ごとに分けて整理しておく
- 内見をして気に入らなかった場合は、ほかの物件を紹介してもらうことも可能