失敗しない不動産コラム
2022/07/10
徒歩何分は、距離的にはどの位?
「駅から徒歩8分。割と近いじゃん!
ん?でも、8分って結局距離的にはどの位なんだろう?本当に近いの?」
そんなふうに疑問に思ったことはありませんか?
今日は住宅情報サイトでよく見る「徒歩〇〇分」についての表示基準、
実際のところの所要時間表示について解説します♪
□※□※ 「徒歩1分=〇m」 ※□※□
住宅情報サイト・広告不動産には、住宅から駅までの距離を表示する場合、
交通の利便性の表示の基準が定められており、それに則ったモノで記載しなければなりません。
徒歩の所要時間表示については、
1分=80mで算出
※徒歩表示計算で、道路距離を80m(1分)
で割った場合の小数点以下は、すべて切上げ表示をします。
と決められています。
Lなんで1分=80mなの?
一定の距離を歩くのに消費する酸素の量が最も少ないスピードを「経済速度」と呼びます。
分速50mで1kmあるいた時の酸素消費量が12ℓ。分速80mまでスピードをあげると、酸素消費量は減っていき、10.8ℓとなります。
さらに分速100mで歩くと、酸素消費量は12ℓに逆戻りします。つまり分速80mで歩くのが一番つかれない歩く速度といえるのです。
これを応用して、考えると…
例:
❶距離240m=「3分」
❷距離380m=4.75分となりますが、表示は「5分」となります。
❸距離40m→80m未満の距離はすべて「1分」と表示し、間違っても「0.5分」とは表示されません。
つまり駅から徒歩8分ということは、
8×80mで、640mの距離になるということですね^^
ちなみに、物件から最寄り駅・停留場または最寄りのバス停留場までの徒歩表示時間は
必ず表示しなければなりません。
物件探しや、売却条件の下調べなどで出てくる徒歩〇〇分を見かけたら×80mで想像してみて下さいね^^
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